昌平を率いる藤島崇之監督(写真=多田哲平)
昌平(埼玉)は令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の1回戦で生駒(奈良)を3-0で下して2回戦進出を決めた。
「どうなるか分からない初戦で、『当たり前のことを当たり前』にやるというベースのところと、あとは上手くいかないことをゲームのなかで修正していくこと」を選手に強調した藤島崇之監督は、試合を「難しいゲームで上手くいかないこともあるなかで、しっかりと勝ち切れたことはプラス」振り返る。
光ったのは決定力。12分にMF10荒井悠汰(3年)が蹴ったCKにDF3上原悠都(1年)が合わせて先制点を奪うと、後半開始早々の36分にはMF8長準喜(2年)が強烈なミドルシュートを突き刺して加点。さらに50分に今度はMF7土谷飛雅(2年)が放ったCKからDF4津久井佳祐(3年)がヘディングで3点目を奪い、勝負を決めた。
今季の武器となっているセットプレーで2得点。さらに長のミドルシュートにはさすがの技術力を感じさせた。
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令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)