大津vs瀬戸内
昨冬の選手権で準優勝を果たした大津が3回戦進出を決めたなか、好パフォーマンスを見せたのが191cmの大型FW小林俊瑛(3年)だ。高さを生かした空中戦の強さが武器の点取り屋は前半8分にクロスボールに反応すると、相手のハンドを誘ってPKを獲得。これを自ら決めて先制点を奪う。そして、最大の見せ場は最終盤に訪れる。2-1で迎えた後半のアディショナルタイム。相手の猛攻を凌ぎながら勝負を決定付ける3点目を目指すと、好機が訪れる。右CKからゴール前にボールが入ると、小林は素早くボールの行方を察知してゴール前にポジションを取り直す。セカンドボールに即座に反応し、うまく身体を入れてネットを揺らした。
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)