後半も一進一退の攻防が続く中、日章学園は50分、MF川越廉斗がゴール前で味方のシュートをフリックし、ゴールネットを揺らし逆転に成功。しかし、クーリングブレーク後に昌平のゴールラッシュが始まる。まずは、58分にMF篠田翼がゴールを決めて同点に。59、61分には途中交代の佐々木小太朗が連続ゴール。さらに、66分にはFW小田晄平のシュートのこぼれ球を、荒井悠汰がこの日2点目となるゴール。攻撃の手を緩めな昌平は69分、今度は荒井悠汰のパスを篠田翼が走り込みGKとの1対1を冷静に流し込み6点目。11分間で5点を挙げた昌平が6-2で日章学園を撃破し、3位となった2018年以来となる準々決勝に駒を進めた。昌平は4年前と同じく準々決勝で大津(熊本)と対戦する。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)