トップ下で出場した西村拓真は攻撃のアクセントに(写真=徳原隆元)

 待望の先制点が生まれたのは49分だった。右サイドの小池からクロスが上がると、ファーサイドで相馬がヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。

 さらに63分、左CKから佐々木が強烈なヘディング弾を決め込み、追加点を奪取。また72分、西村の浮き球のパスに反応してペナルティエリアに飛び出した小池がゴール前にパスを供給すると、これにダイレクトで合わせた町野が3点目をゲット。日本はリードを3点に広げた。

 それから韓国に反撃を受けるシーンもあったが、谷のファインセーブなどで凌ぎながら、試合を上手く進めていく。

 59分から途中出場の宮市亮(横浜F・マリノス/中京大中京出身)は負傷でピッチを退いたものの、その他に森島司(サンフレッチェ広島/四日市中央工出身)や脇坂泰斗(川崎フロンターレ/川崎フロンターレU-18出身)、橋本拳人(SDウエスカ/FC東京U-18出身)、満田誠(サンフレッチェ広島/サンフレッチェ広島F.Cユース出身)ら交代カードを切って強度を維持していった。

 そして無失点で試合を終え、日本は3-0でライバルに快勝。見事に東アジアの頂点に立った。

▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合