帝京エースFW齊藤慈斗(写真=会田健司)

 7月28日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の準々決勝で帝京(東京1)は岡山学芸館(岡山)と対戦し、4-2で勝利し準決勝に進出した。

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 この試合で2点目のゴールを決めたのがエースのFW13齊藤慈斗(さいとう よしと/3年)だ。

 7分にDF6大田知輝(3年)のゴールで先制して迎えた14分、FW10伊藤聡太(3年)からのクロスを「高いボールが来たのでトラップするか打つか迷ったんですけど、相手が来ているなと思ったのでワンタッチで上手く流し込めたかなと思います」と齊藤が瞬時に状況を判断しゴールネットを揺らした。

 これで齊藤は今大会4ゴール目。得点ランキングでもトップタイに並んだ。そしてこの得点シーン以外でも前線でボールを収め攻撃の起点となり、自ら前を向いて仕掛ける場面も。

 175cmと上背があるわけではないが、後ろからDFにピッタリつかれていてもビクともしない圧倒的なボディバランス。「自分の特徴はキープとかで体を使うことなので、それがうまく発揮できていたと思います」と本人としては当たり前のプレーでも、相手としてとにかく厄介な存在だろう。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)