2002年大会以来の優勝に王手
7月30日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の決勝が鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで開催される。決勝の舞台に立つ帝京(東京1)は2002年大会以来の夏の日本一に挑む。
帝京が最後に夏のインターハイを制した2002年を振り返る。
この年は、日韓共催のW杯で列島が大熱狂。出場国を迎えたキャンプ地は連日「お祭り」状態となり、5月31日、日本と韓国の共催によるW杯がソウルでついに開幕を迎えた。アジアで、しかも2か国共催も史上初の歴史的な大会となった。日本は、1次リーグを2勝1分けで通過し見事に16強入り。お隣の国、韓国は初の決勝トーナメント進出を果たすと、アジア勢として初の4強入りを果たした。フジテレビが放送した日本代表が悲願のW杯初勝利を上げたロシア戦の視聴率は66.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。NHKが放送したドイツ対ブラジルの決勝戦も65.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、多くの国民がテレビにかじりついた。2002年の主な出来事は以下の通り。
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令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)