前橋育英のキャプテンを務めるMF徳永涼(写真=会田健司)
前橋育英(群馬)は 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)で見事に優勝を果たした。
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全5試合で6得点・1失点。抜群の安定感で大会を制してみせた。
キャプテンのMF徳永涼(3年)は以下のように優勝の想いを語る。
「ここで優勝で終わるか準優勝で終わるかは全然違う。優勝で終われたからこそ、次は狙われると思う。自分たちの目標はあくまでも3冠で、そのひとつを取っただけなので、ここからまた引き締めて、プレミアと選手権を獲れるようにチーム一丸となってやっていきたいです」
今大会を通して徳永の存在感は大きかった。ボランチの位置でパスを巧みに捌きつつ、素早い寄せでピンチの芽を摘んだ。そして、なにより的確な指示でチームのバランスを取り、プレーが切れれば「切り替えろ」「畳みかけるぞ」といった声で味方を鼓舞し続けた。その姿は、まさに”ピッチ上の監督”と言えた。
そんな主将の力強い牽引によって、チームはひとつにまとまっていった。
徳永は言う。
「チームのことを第一に考えて、トーナメントは技術だけじゃなくて、メンタルの部分が半分以上を占めると思うので、そこのコントロールを自分がした。そして僕が結構強く言うので、そこをみんながフォローするっていう、大会を通してすごく団結したなと印象があって、すごく良いチームになってきているなとすごく思います」
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令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)