帝京でキャプテンの重責を担う伊藤聡太(写真=会田健司)
帝京(東京)は 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)で惜しくも準優勝。前橋育英との決勝で0-1で敗れ、19大会ぶりの全国制覇とはならなかった。
【フォトギャラリー1】帝京 vs 前橋育英
【フォトギャラリー2】帝京 vs 前橋育英
10番でキャプテンのFW伊藤聡太(3年)は試合を以下のように振り返る。
「崩しの面においても、球際の面においても、前橋育英が一歩上回っていたと思います。そのなかでも自分たちのやりたいサッカーは崩さずに最後まで続けて、帝京を貫けたのかなと」
あと一歩のところで届かなかった日本一の栄光。チーム力でも、自信があったはずの攻撃の厚みでも「前橋育英に差を見せつけられた」。試合後、優勝を喜ぶ前橋育英の選手たちの姿を目に焼き付けた伊藤は、悔しさを募らせた。
「正直1ミリも見たくなかったですけど、負けたんだから相手のことは称えなきゃなと思ってずっと見ていました。あとでロッカールームに戻った時に、みんなに『ここまで戦ってくれてありがとう。だけど、まだ冬があるので、全員で落とさずもう1回、この悔しさを忘れずに次は勝とう』と言いたいです」
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)