東京朝高イレブン(写真=多田哲平)
近年は目立った成績を残せていない。
選手権で言えば、昨年度は2次予選1回戦で敗退(早大学院戦/0-1)、一昨年度は2次予選2回戦でPK戦の末に涙を飲んだ(都立東大和戦/0-0、PK3-4)。所属カテゴリーも落ち込み、これまでT1リーグ(都1部)かT2リーグ(都2部)が定位置だったが、昨年度はT2リーグで最下位に沈み今年度はT3リーグ(都3部)を戦っている。しかし、2019年度までは5年連続で、”聖地”西が丘で行われる選手権2次予選ブロック準決勝に進出していた実力校である。
だからこそ目指す基準は高い。
「何年か前までは西が丘まではいけていたんですけどね。まずその舞台に返り咲くのが大事です。簡単なことではないですが、だからといって絶対無理だということはない。まず西が丘の舞台に立って、そのあと決勝を戦ってそこで勝つというのが、この何年かの目標ですので、そこはブレずにやっていきたい。
今年は、去年T2や選手権予選に出ていた経験者が結構います。ただ関東大会、インターハイと残念な結果に終わっているので、この選手権でみなさんの期待に応えられるように一戦一戦勝ち上がっていかないといけない。目指しているところに返り咲けるようにやっていきます」
再び都大会上位の常連校へ。この選手権予選が復活への足掛かりとなるか。次戦の1次予選2回戦では都立紅葉川と対戦する。
(文・写真=多田哲平)
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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選