刀根山10MF天埜倫太朗(写真=会田健司)
今年のインターハイでは清明学院に1-2で敗れこの2次予選1回戦で敗退した刀根山。そこから「自分たちの中で新しい取り組みをして夏を乗り越えて来たことでチームの一体感も上がってきました。色んなアクシデントもあったんですが、そこを乗り越えられたのはチームとして大きかったと思います」とチームはレベルアップ。
「リラックスした状態で試合に臨んだり、広背筋という背中の筋肉を使うことでシュートをふかさなくなったので、リーグ戦でも選手権の1.2回戦でも成果がちょっとずつあった」と去年からチームが取り入れた"西本理論"を実践したことや、チームの意識が上がったことでこの難所を乗り越えた。
それでも天埜は「今日の試合に関しては全然納得してないです」と話し、「やっぱり勝って終わりじゃなくて、自分たちの目標はもっと上なのでここで満足せずに自分たちのやるべきことをもっと出来るように」と勝利に浮かれることなく上を目指す。
「チームの競争も上がって来て良い流れが出来ているので、ケガをしている3年生も帰ってくるのでもっと良くなっていくと思う。どんどん勝ちたいです」まだまだ勝ち進むと意気込む天埜。
刀根山は次戦、2次予選2回戦で吹田東と対戦する。
(文・写真=会田健司)
▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
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