細田学園イレブン(写真=多田哲平)

 後半の選手たちの戦いぶりには上田監督も「後半は距離間が良くなって、よく改善してくれた」と一定の手応え。だからこそ「徹底することができなかった」と悔やむ。

 「全体的なバランスは良くなってきているので、精度を上げていきたい。特にボールを保持している時のイージーなミスは減らす。きょうも奪われ方が悪く前半はリズムを取られたので。パスの質や、出す足とか、そういう細かいところにこだわっていきたいです」

 10月9日からは第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選の決勝トーナメントが始まる。2019年度から3大会連続でベスト8敗退で、躍進を目指す細田学園は15日の2回戦から参加し、まず埼玉平成と本庄東のどちらかと当たることになる。

 全国出場をかけた激闘に向けて上田監督は「ウチらしく、テンポが良い攻撃的なサッカーをやりたいなと思います」と意気込んだ。

(文・写真=多田哲平)

▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選