細田学園を率いる上田健爾監督(写真=多田哲平)

 細田学園は高円宮杯JFA U-18埼玉県S1リーグ(県1部)の第15節で昌平Ⅱと対戦し、0-2の敗戦を喫した。

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 強い雨が降るなかで進んだゲームで、細田学園は昌平の選手たちのテクニックとプレスに苦戦。リズムを掴まれ26分に先制点を献上すると、前半終了間際の45+2分に追加点を許した。

 結果、この2点が勝負を分けることに。

 細田学園を率いる上田健爾監督は「ピッチ状況もあったし、相手のプレッシングもあって、テンポが生まれなかった。難しい状況でしたね」と振り返る。

 それでも、後半に披露した細田学園の前への圧力は見応えがあった。

 2トップ気味に並んだFW7小川愛斗(3年)とMF18加藤大翔(3年)は相手の最終ラインに鋭いプレスをかけてコースを限定し、中盤のMF23伊藤達樹(2年)とMF15柴崎雄斗(3年)らが出足の素早い寄せでインターセプトを狙う。

 ボールを奪えば、テンポの良い攻撃を展開。DF2坂本海斗(3年)とDF5鬼丸駿(3年)の両SBは大胆なオーバーラップで攻撃に厚みを加え、スピーディなサイドアタックを見せた。

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