GK川辺陽人とハイタッチを交わす大成・豊島裕介監督

　10月15、16日に第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選3回戦が行われる。先日、Aブロック2回戦で都立武蔵村山と対戦した大成は、雨の降るピッチコンディションながらも力感あふれる攻撃を披露。MF中村浩太(3年)やDF渡辺誠史らがゴールを奪い7-0と大勝した。

【フォトギャラリー】大成 vs 都立武蔵村山

　大成の豊島裕介監督は選手権について「ここ4年で3回決勝まで行かせてもらっているものの、選手権には出場していないので。トーナメント表を見た時に、帝京さんがいて、多摩大目黒さんがいて、そこを登っても國學院久我山さん、堀越さんがいる。そんな苦しい山を見ながらも“ベスト4に入ろう”とか“ベスト8には行こう”という考えはまったくなくて。もう“出るか出ないか”。そういう気持ちでこの大会に入ってきています」と思いを口にする。