大成戦ではがっぷり四つで組み2-1で勝ち切った(写真=多田哲平)

 そんな破壊力自慢の多摩大目黒が次に挑むのが、帝京の牙城だ。2019年度(98回大会)でも同じ準々決勝で当たり、その時は0-2で敗れている。

 「よく知っている相手です。帝京さんはインターハイ準優勝までいっていますけど、相手を意識するのではなくて、自分たちの持ち味を出して最大限のパフォーマンスを出せれば結果は自ずと出ると思う。とにかく力を発揮するためにこの1週間もう1回準備をしていきたい」

 そう言って遠藤監督は強敵撃破を見据えた。

(文・写真=多田哲平)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選