浦和南戦で値千金の決勝ゴールを決めた(写真=多田哲平)

 狭山ヶ丘を選手権予選で史上初のベスト8に導いたのは、2年生ボランチの会心の一発だった。

 第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選決勝トーナメント3回戦の浦和南戦は、互いに集中した守備と鋭い攻撃を見せる激闘だった。

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 そんな一戦で大仕事をやってのけたのが、MF貮百免稜也(にもとりょうや/2年)だ。

 1-1で迎えた67分、右サイドを突破したMF安重真人(3年)からのグラウンダーのパスに合わせてゴール前に走り込むと、飛び出してきた相手GKの頭上を突きゴールネットを揺らしてみせた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選