試合を見守る大阪偕星学園ベンチ(写真=会田健司)
大阪偕星学園は第101回全国高校サッカー選手権大阪予選の中央トーナメント2回戦で履正社と対戦し、0-3で敗れ準々決勝進出を逃した。
ここまで爆発的な攻撃力で勝ち上がってきた大阪偕星学園だったが、この試合ではプレミア勢の履正社が相手ということもあり、守備に重心を置いた布陣を敷いた。
試合後、大阪偕星学園の谷岡貴之監督は「前半はしっかり固めて0-0か、もしくは0-1で後半に挑むプランだったのですが、引いて守っている中でも個人技でファウルを取られたりで守り切れなかったのが悔しいです」と前半は我慢して、後半に勝負をかけたかったと明かした。
しかし「西坂君や名願君のドリブル突破は脅威でした」と谷岡監督も話したように、履正社は川崎内定FW名願斗哉、徳島内定DF西坂斗和、プレミアでもゴールを量産するFW古田和之介など、個でも打開できる力を持ったチーム。右サイドを西坂に突破され先制を許すとその後も失点を重ね、前半だけで3失点。ゲームプラン通りとはいかなかった。
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