自陣PA付近から相手ゴール前まで一人で持ち込みスーパーゴールを決めた履正社MF名願斗哉(写真=会田健司)

 11月3日、第101回全国高校サッカー選手権大阪予選中央トーナメント準々決勝が開催された。

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 プレミアWESTの履正社はプリンス関西1部の大阪産大附と対戦。開始3分に先制を許した履正社だったが、6分に自陣で相手CKを拾ったMF名願斗哉がドリブルを開始すると、一人で相手ゴール前まで持ち込みゴール。名願のスーパーゴールで同点に追いついた履正社はその後MF小田村優希の2ゴールで突き放し、3-1で大阪産大附を下した。

 近大附関大一を破り勢いに乗る大阪商大堺はプリンス関西2部の金光大阪と対戦。大阪商大堺はスコアレスで迎えた45分にMF村上魁のゴールで先制すると、その後も無失点で乗り切り1-0で勝利。またしてもプリンス勢を破った大阪商大堺が準決勝に駒を進めた。

 3年ぶりの全国出場を目指す興國は前回大会王者の阪南大高と対戦。興國は18分にCKの流れからMF柳紫温が先制点を決めると、57分にもDF西川楓斗のシュートのこぼれ球を柳が押し込み2-0で阪南大高を下した。

 プリンス勢の大阪桐蔭を破り勢いに乗る桃山学院はインターハイ大阪予選準優勝の関大北陽と対戦。試合開始30秒にFW西条将太のゴールで先制した桃山学院は18分に同点に追いつかれるも、58分にまたしても西条がゴールを決めて2-1で勝利した。

 これで4強が出揃った大阪予選。11月6日、ヨドコウ桜スタジアムで行われる準決勝のカードは履正社vs大阪商大堺と興國vs桃山学院に決まった。

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