履正社と興國が決勝に進出(写真＝会田健司)

　11月6日、第101回全国高校サッカー選手権大阪予選中央トーナメント準決勝2試合がヨドコウ桜スタジアムで行われた。

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　準決勝第1試合では履正社と大阪商大堺が対戦。優勢に試合を進めた履正社は32分にFW古田和之介のシュートのこぼれをMF小田村優希が押し込み先制。履正社はクロスバーに助けられる危ないシーンも作られながらも1-0のまま試合終盤を迎えると、終了間際の80+4分にFW古田和之介がダメ押しの2点目を決め2-0で勝利。99回大会以来2年ぶりの全国出場に王手をかけた。

　準決勝第2試合では興國と桃山学院が激突。25分にCKからDF常藤奏のゴールで興國が先制すると、桃山学院も50分にMF石井陽大が同点ゴール。74分に興國がMF千葉大舞のゴールで勝ち越すも、桃山学院も1分後に華麗なパスワークで中央を崩しMF坂上宗太郎が同点ゴール。両チームが攻め合う白熱のゲームは延長戦でも勝負がつかずPK戦へ。PK戦では興國がキッカー5人が成功すると、相手の3本目をGK山際壮太がストップ。2-2(PK:5-4)で勝利した興國が98回大会以来3年ぶりの決勝進出を決めた。

(映像提供＝あすリートチャンネル)