平成27年度鹿児島県高校サッカー新人大会は23日、決勝戦を開催。今冬選手権出場校の鹿児島城西と、22日の準決勝で前回覇者・鹿児島実を破った神村学園が優勝を懸けて激突した。

　今冬選手権予選決勝と同カードとなった一戦は互いに一歩も譲らないシーソーゲームに。前半に先制した神村学園に対し、鹿児島城西も後半の2ゴールで逆転。それでも後半アディショナルタイムには神村学園が土壇場の同点ゴールを奪い試合は2対2のまま延長戦に突入。迎えた延長前半7分、神村学園が橘田健人の一発で勝ち越しに成功。最後は鹿児島城西の反撃をかわして接戦に終止符を打った。

　神村学園は5戦49ゴールと圧倒的な数字を残して優勝。9年ぶり2度目の戴冠を果たした。尚、神村学園、鹿児島城西の両校は2月に開催される九州大会に出場する。

▽鹿児島県高校サッカー新人大会決勝戦
鹿児島城西 2-3（延長） 神村学園