成立学園のFW佐藤由空(写真=多田哲平)

 成立学園が17年ぶりの選手権出場に王手をかけている。

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Aブロック準決勝では東京実業に先制されながらも、緩急を活かしたパス戦術を貫き2-1の逆転勝利。5年ぶりの決勝進出を果たした。

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 この試合でチームに勢いをもたらす同点ゴールを決めたのが、FW佐藤由空(3年)だ。

 62分、密集した守備の隙を突いてMF陣田成琉(3年)からの絶妙なスルーパスを引き出すと、一気にGKをかわしてゴールを撃ち抜いてみせた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選