大阪王者の履正社イレブン(写真=会田健司)
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選の中央トーナメント決勝が11月12日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、履正社が興國を2-1で下し2年ぶり4回目の優勝を飾った。
高校年代最高峰のプレミアリーグWESTに所属する履正社は中央トーナメント2回戦から登場。大阪偕星学園と大阪産大附を破ると、準決勝の大阪商大堺戦では32分にMF小田村優希の3戦連発弾で先制。試合終了間際にはエースFW古田和之介にも待望の選手権初ゴールが生まれ2-0で勝利。
そして決勝の相手は興國。約9.000人の大観衆が詰めかけた中、履正社は先制点を奪われるも小田村の4戦連発弾ですぐさま同点に追いつくと、延長後半にMF名願斗哉の決勝ゴールで興國を2-1で下した。
ゲーム後、平野直樹監督は「全国大会に出るということはまだまだ彼らと一緒にプレーができるということなので、せっかくいいチームになってきているので、1月の成人式まで一緒にサッカーができればいいなと。そのためにも今日の試合で勝ててよかったと思います」とコメント。
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第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選