関東一を率いる小野貴裕監督(写真=多田哲平)

 関東一が苦しんでいる。

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 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部では14節を終えて3勝3分8敗。最終節を前にヴァンフォーレ甲府U-18に0-2で敗れ、降格圏の最下位(6位)に転落した。

 改めて突きつけられているのが、接戦をモノにする難しさである。

 「楽な試合はない。ギリギリのゲームを拾えれば上にいけるし、拾えなければ落ちてしまう。でも、それが醍醐味というか。ギリギリのところを抜きん出ていければ先が見えるけど、そこを取れなければ、また見える景色は同じなんですよね。すごく残酷ですけど、そもそもスポーツってそういうものだと思いますから」

 小野貴裕監督はそう話す。

 些細な差や小さなミスの連続が結果となって現れるのが、サッカーというスポーツ。とりわけ学生スポーツでは、成長しながら結果も求めるというバランスが大きな課題となる。小野監督はその難しさを痛感している。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部