12月4日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WESTの最終節が行われた。

 最終節までもつれた首位のサガン鳥栖U-18(佐賀)と2位のヴィッセル神戸U-18(兵庫)が勝ち点で並び、得失点差も1点差のため、勝利した上で点差も重要な展開。残留争いは勝ち点1差で清水エスパルスユース(静岡)、セレッソ大阪U-18(大阪)、ガンバ大阪ユース(大阪)の3チームによる争い。自動降格圏から抜け出しプレーオフに回る1枠を目指した。

 サガン鳥栖U-18は、3位のジュビロ磐田U-18(静岡)とホームで対戦。11分にDF竹内諒太郎のゴールで先制した鳥栖U-18は45分にもFW増崎康清が追加点。後半に入ってもゴールを目指す鳥栖U-18は54分にFW楢原慶輝が3点目を決めると、60分にもDF大里皇馬のゴールが生まれ4-0で勝利した。

 2位のヴィッセル神戸U-18は静岡学園(静岡)とアウェイで対戦。43分にMF坂本翔偉のゴールで先制した神戸U-18は83分にCKからMF永澤海風が2点目。さらに85分にFW有末翔太が3点目を決めた神戸U-18だったが、終了間際に失点し3-1で勝利した。この結果、2チームが勝ち点で並び、得失点差で上回った鳥栖U-18が優勝、神戸U-18が2位という結果になった。WESTを制した鳥栖U-18は11日(日)に開催されるプレミアリーグ ファイナル出場権を獲得しEAST優勝の川崎フロンターレU-18(神奈川)と対戦する。

 G大阪ユースはアウェイで名古屋グランパスU-18(愛知)と対戦し1-1のドロー、清水ユースとC大阪U-18の直接対決はC大阪U-18が4-1で勝利。この結果、C大阪U-18が10位に滑り込みプレーオフへ。G大阪ユースと清水ユースの2チームはプリンスリーグへの降格が決まった。

 その他ではサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)が東福岡(福岡)に4-0で快勝。大津(熊本)対履正社(大阪)の選手権出場チーム対決は2-2で引き分けた。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WEST
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WEST