【フォトギャラリー】川崎フロンターレU-18 vs 青森山田
来シーズンよりJ2のFC町田ゼルビアの監督に就任する黒田剛総監督に代わり指揮を執る正木昌宣監督は試合後「ハァ…本当に疲れました」とひと言。序盤からプレッシャーをかけ、相手のパスワークを封じていたが、「フロンターレさんのパスワークのレベルの高さは十分にわかっていましたので、相手のやりたいことをさせない守備をやろうと。そうなれば激しいプレスと連続性。そこはみんなに求めてやっていました。あとはボールを奪ってからのカウンター。チャンスになると思っていたので、奪った後の攻撃にいくところまでをワンセットとして選手たちにも話をしてきました」とコメントした。
ゲームでは前後半を通して、終始青森山田らしい“強度”の高さが見られた。正木監督は「青森山田とはどういうチームか考えた時に、球際の激しさだったり全員が体を張ってハードワークするという部分は、去年のチームもそうでしたけれどもベースとしてずっとありました。なので“もう一回そこを思い出そうよ”ということで、前節のJFAアカデミー福島U-18戦の前くらいから取り組んできました」と話す。
4位で終えた今季のプレミアリーグEASTでの戦いぶりについて聞くと「例年だと春から大体チームができあがってきていたんですけれども、今シーズンは春からスタメンが固定できない状態でした。コロナの影響で練習できないこともあって、チームが定まらない中、不安定な戦いが多かったという“山あり谷あり”なシーズンでした。ただ夏以降はベースとなる選手も決まってきて形も見えてきた感じでした」と振り返った。
そして正木監督は「監督交代ということもあった中、選手たちはブレずにやってくれています。そこは本当に感謝したいと思います」と語った。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST