市立船橋は残留をかけてプレーオフを戦う(写真=多田哲平)

 名門の底力が問われている。

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 サッカーどころとして知られる千葉県の強豪で、全国的にも確かな地位を維持し続ける市立船橋だが、2014年に年代最高峰リーグであるプレミアリーグEASTに昇格してから、初めての降格危機に瀕している。

 今季のリーグ最終節(22節)では千葉県のライバルである流通経済大柏に0-0の引き分け。勝利すれば残留を確定させることができたものの、最後までゴールを割ることはできず、得失点差で柏レイソルU-18の後塵を拝してプレーオフ出場が決定した。12月11日、残留をかけて、愛媛FC U-18V・ファーレン長崎U-18の勝者と戦うことになった。

 流通経済大柏戦を含め、直近3試合はいずれも引き分け。インターハイ日本一の前橋育英に1-1の接戦を演じたとはいえ、その後の桐生第一戦と、流通経済大柏戦では無得点に終わっている。

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