市立船橋を率いる波多秀吾監督は言葉に力を込めた(写真=多田哲平)
もっともその前には、横浜F・マリノスユースに5-2と大量得点で勝利し、大宮アルディージャU18に3-2で競り勝つなど、調子を上げてきていた。
波多秀吾監督は「(流経戦前のチーム状態は)決して悪くなかった。ただ点が取れていなかったり、疲労などのコンディション的な問題も色々ありました。力をつけてきて臨んだゲームでしたけど、最後届かなかった」と流通経済大柏戦のドローを悔やんだが、連敗を喫していた夏場に比べれば、着実な成長の跡がうかがえる。
だからこそ求められるのは、アグレッシブに仕掛ける勇気。攻撃に厚みを生めなかった流通経済大柏戦の反省を踏まえて指揮官は「後ろから追い越して、最後アタッキングサードに入って行って、クロスとかフィニッシュ打てるようなシーンを作り出したい」と課題を挙げる。
今年最後の公式戦であり、大一番。「もう勝つだけです」。波多監督は言葉に力を込めた。
(文・写真=多田哲平)
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