金沢U-18戦では2ゴールを決めた(写真=多田哲平)
もっとも2ゴールの結果を残しても「悔しいです」反省を口にするのだから恐れ入る。
「結果的に4-3でギリギリだったので、もっと自分が点を決めて守備陣を楽にさせてあげられたら良かった」
満足した素振りをまったく見せないのは、より高みを見据えているからだ。
現在開催中のカタール・ワールドカップに対する意識もいち高校生とは一線を画す。世界トップクラスのストライカーのプレーに「良いものを見せてもらった」と刺激を受け、親交のある吉田麻也や板倉滉といった日本代表選手が活躍する姿に「次は自分が立つ番」だと奮い立ったという。
「4年後は自分が絶対に立って日本代表を活躍させたい。FWの点数が少ないので、自分が決めて勝たせたいという気持ちがもっと強くなりました」
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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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