神村学園らしい”寄り切り相撲”…金沢U-18を4-3で下す!エース福田師王は2得点

神村学園のFW福田師王(左)は2得点の活躍(写真=多田哲平)

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)の1回戦が12月9日に行われ、プリンスリーグ九州1位の神村学園(鹿児島)とプリンスリーグ北信越3位のツエーゲン金沢U-18(石川)が対戦。神村学園が4-3で勝利し、決定戦へと駒を進めた。

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 神村学園らしい”寄り切り相撲”だった。

 立ち上がりから相手を押し込んでいった神村学園は、30分頃までほぼハーフコートゲームを展開する。ボランチのMF14大迫塁(3年)が中盤でテンポよくパスを捌けば、その相方のMF15笠置潤(3年)がセカンドボールを素早く回収して相手に攻撃のターンを与えない。

 さらに左のFW10名和田我空(1年)と右のMF9積亜門(3年)の両サイドハーフが切れ味鋭い突破で敵守備網の攻略を試みる。

 先制点は23分だ。左サイドを打開した名和田からのクロスをFW13福田師王(3年)がヘディング弾を叩き込んでみせた。ニアに走り込むと見せかけてファーサイドへと走り込んでマークを外す鋭い動き出しから決めた一発だった。

 エースのゴールで先制した神村学園は、なおも攻め手を緩めない。

 30分には中盤でボールを拾った笠置が強烈なミドルシュートを突き刺して追加点。神村学園はリードを2点に広げ、完全に試合を掌握した。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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