昌平のMF長準喜は浜松開誠館戦で貴重な先制点を決めた(写真=多田哲平)

 昌平(埼玉)は高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)決定戦で浜松開誠館(静岡)を2-0で下して来季のプレミアリーグ参入権を獲得した。

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 チームを勢いに乗せる貴重な先制ゴールを決めたのは、2年生MFの長準喜。ボランチで先発出場すると、28分に敵陣中央でボールを受けると、豪快なミドルシュートを突き刺した。

 最近まではトップ下やサイドハーフなど攻撃的なポジションが主戦場だった長は、技巧派揃いの昌平のなかでも随一のテクニックと攻撃センスを有す。だからこそ藤島崇之監督から「上手さをゴールなどで数値化して表現できるようになってくれれば、もっと良くなると思いますね」と”ゴールが奪えるボランチ”として期待を寄せられている。

 浜松開誠館戦のゴールは、まさにそのゴールへの意識と技術が表われた一発だった。長は「自分がドリブルで進入することで、流れが変わるし、ゴールが近づく。その自分の持ち味を活かしながらゴールにつながったのは良かったです」と振り返る。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)