ベイリージャスティン自身、最終学年で全国に出場できなかった悔しさは相当なものだろう。それでも高校最後の公式戦を終えた今、充実感と達成感も抱いている。

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　「この3年間、技術的な部分はもちろんなんですけど、なにより人として成長できた3年間だったなと」

　さらに続ける。

　「プレー面では縦への推進力、泥臭さ、走ること、相手に負けないメンタルが磨かれました。一方でグラウンド外では人としての行動が身についたなと。今年はキャプテンを任されて、仲間がどう思っているかや、引っ張ることを常日頃から考えてやってきた。大変でしたけど、今思えば、すごく楽しくやれましたね」

　そう言って笑顔を浮かべたベイリージャスティン。高校生活で得た経験を糧に、卒業後も活躍を続けてくれるだろう。

(文・写真＝多田哲平)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ関東2部 プレーオフ（参入戦）
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