履正社FW古田和之介(写真=会田健司)
1回戦ではゴールを決めた後にPKを失敗してしまい「大反省です」と話していただけに、エースにとっても大きなゴールとなった。
「点を取るというのはFWの仕事としてもちろんありますけど、チームの勝利のために守備であろうが、前線でのキープであろうが、出来ることは全部やろうと思っている」
点をとることだけではなく、裏のスペースでパスを受ける動きや、DFを背負ってキープすること、そして前線からのプレスでボールを奪う、パスコースを限定するなど攻守において古田はチーム一の仕事量をこなしている。
それだけに「正直インターハイは死にそうだったので、(疲労は)全然比べ物にならないです。僕は結構回復が速いタイプなので、1日空いて調整できるだけで大きいです」夏とは違い、この気温と中一日での試合は全く問題にならない。「味方がしんどい時こそしっかり前でキープして上がりを待ったり、地味な仕事であってもチームが楽になって、チームの勝利や日本一が近付くなら全部やろうと思っています」と話す。
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▽第101回全国高校サッカー選手権
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