大津を率いる山城朋大監督(中央)(写真=多田哲平)
第101回全国高校サッカー選手権の準々決勝が1月4日に行われ、昨年度準優勝の大津(熊本)は、前橋育英(群馬)をPK戦の末に下して準決勝進出を決めた。
夏のインターハイ王者との試合は、まさに激闘。パスをつながれながらもDF碇明日麻(2年)やDF野田翔升(3年)ら守備陣が要所をきっちりと抑えて見事にシャットアウト。PK戦では卒論でPKを研究したというGK西星哉(3年)が活躍した。
相手が退場者を出したのも影響したが、昨年大会の準々決勝同様に、今回も堅守が光った。11分の先制ゴールを守り切り、当時も無失点に抑えている。
山城朋大監督は今回の試合について、「真ん中を消しながらも、ディフェンスの間に入ってくる選手をしっかり押さえようと。前橋育英はやっぱりスピードもテクニックもクオリティは高かったので、やられかけはしていましたけど、決定打を与えなかった」と評価する。
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▽第101回全国高校サッカー選手権
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