神村学園イレブン(写真=矢島公彦)

 ところが62分、今度は岡山学芸館が追加点。左サイドを崩すと、最後はクロスをダイレクトで合わせた今井拓人が決めた。

 その後、69分に大迫が入れた右CKからDF中江小次郎からのヘディング弾で神村学園が再びリードを得ると、72分には今井のパスからMF岡本温叶が左足の鮮やかなミドル弾を撃ち込み、岡山学芸館が食い下がる。

 結局激しい撃ち合いの決着は前後半の90分ではつかず。PK戦では後攻の神村学園が2本を失敗したのに対し、先行の岡山学芸館は4人が成功。トータル4-1で勝利した岡山学芸館が、同校史上初のファイナル進出を果たした。

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権