岡山学芸館を率いる高原良明監督(写真＝矢島公彦)

　岡山学芸館(岡山)は第101回全国高校サッカー選手権の準決勝で、神村学園(鹿児島)をPK戦の末に下して、初の決勝進出を果たした。

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　先制した後は2度リードを許しながらもすぐに追いついて3-3で前後半の90分間を終えると、PK戦ではGK平塚仁(2年)の活躍もあり4-1で勝利。高原良明監督は「押し込まれる時間帯が続いたなかで失点はしましたけど、最後まで諦めない、とにかくゴールに向かってうちのサッカーを貫き通すことができた。内容は神村さんのほうがボール保持率が高いと思うんですけど、素晴らしい勝ち方をしてくれた」と振り返った。

　またPK戦については「『GKの平塚が必ず止めるから、みんなの想いを持って持ってゴールに蹴り込め』ということで見事に平塚がPKをストップしてくれて、本当にチーム一丸となって勝てた』と喜びを口にする。

　また「県予選の間も試合前日以外は毎日、自分が思ったところに強いボールが蹴れるように反復練習をしてきた。PKは運もあるけれども、積み重ねてきた結果が多少なりとも現れると思っている。やっぱり日頃のトレーニングのなかから蹴り込んできた結果が結びついているんじゃないかな」と明かした。

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