神村学園を引っ張った福田師王(左)と大迫塁(右)(写真＝矢島公彦)

　神村学園(鹿児島)は第101回全国高校サッカー選手権の準決勝で、岡山学芸館(岡山)にPK戦の末に敗れ、初の決勝進出を逃した。

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　ドイツのボルシアMGに入団が決まっているエースFW福田師王(3年)や、セレッソ大阪加入内定の司令塔MF大迫塁(3年)という二枚看板が最終学年を迎えた今年度は、それ以外にもボランチMF笠置潤(3年)やアタッカーMF積亜門(3年)、CBコンビのDF大川翔(3年)とDF中江小次郎(3年)、守護神のGK広川豪琉(3年)といったタレントが揃い、一層の注目が集まっていたが、悲願の日本一には惜しくも辿り着けなかった。

　それでも有村圭一郎監督は引退する3年生に感謝を示す。

　「3年生の頑張りは我々の想像を越えるもので、その姿を見た1、2年生、またこれから入ってくる中学生が、新たなことを成し遂げてくれるんじゃないかなという期待はしています。プレミアリーグに昇格させてくれて、国立まで連れてきてくれた3年生には感謝しかない。非常に粘り強く頑張ってくれた」

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