東山のMF松橋啓太(写真=矢島公彦)

 東山(京都)を救ったのは、MF松橋啓太(3年)だった。

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 第101回全国高校サッカー選手権大津(熊本)との準決勝。0-1で迎えた63分、CKの流れから巧みなタッチで相手をかわして見事なシュートを突き刺した。その後、チームはPK戦を4-2で制して初の決勝進出を決めている。

 福重良一監督も「冷静に相手をかわしてシュートを打った。最高のプレーを見せてくれた」と絶賛する、値千金のゴールだった。

 殊勲の得点者・松橋は以下のように振り返る。

 「初めはダイレクトでシュートを打とうと思ったんですけど、少し浮いていて難しいボールだったし、目の前の相手が見えたので、1回トラップしてたんです。そしたら前が上手く空いているところに落とせて、あとは自分を信じてシュートを打つだけでした」

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▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権