東山のMF阪田澪哉(写真=矢島公彦)

 プロ内定の実力を発揮することはできなかった。東山(京都)の10番を背負うMF阪田澪哉(3年)にとって高校最後の選手権は悔しさが残る結果となった。

【フォトギャラリー】岡山学芸館 vs 東山

 高校卒業後はセレッソ大阪でのプレーが決まっているU-18日本代表アタッカーが、大会を通してあげたのは聖和学園(宮城)との2回戦の1得点のみ。「相手の厳しいマークもあったんですけど、今大会は個人的にあまり調子が上がらなくて、得点でチームに貢献できなかった」と悔やむ。

 「迷惑をかけたので、決勝こそは」と意気込んで臨んだ、岡山学芸館(岡山)との大一番でもチームを勝利に導くゴールは奪えなかった。MF真田蓮司(3年)の左サイドからのクロスにヘディングで合わせた74分の絶好機も、バーに嫌われた。

【次のページ】 セレッソ内定MF阪田澪哉が抱く自責の念「東山のエースと言ってもらっている分…」(2)

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権