先輩GK矢野晃はベンチから声をあげて平塚を支えた(写真＝矢島公彦)
トップチームのレギュラーを掴んだのは今夏のインターハイ前。それからは2年生ながら正守護神として学芸館のゴールを守ってきた。
そんな平塚の支えになったのが、代わりに控えに回ることになった矢野晃(3年)だった。
「苦しい時間帯で一番ベンチから叫んでくれたのが矢野さん。3年生にとって最後の試合で2年生の僕が出ているにもかかわらず、最後まで僕のことを応援してくれた。チームのために努力してくれる矢野さんの存在はすごく支えになりました。それが今回、僕が活躍できたことにつながったと思います」
献身的な先輩の存在が、平塚の飛躍を後押ししていた。
(文＝多田哲平、写真＝矢島公彦)
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▽第101回全国高校サッカー選手権
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