試合終了間際に同点ゴールを決めた日本高校サッカー選抜FW塩貝健人(写真=矢島公彦)

 2月11日、「FUJI FILM SUPER CUP 2023 NEXT GENERATION MATCH 横浜F・マリノスユース vs 日本高校サッカー選抜」の一戦が行われた。日本高校サッカー選抜は立ち上がりの前半5分に先制するも、37分に同点に追い付かれる展開。後半、横浜F・マリノスユースにリードを許すも、試合終了間際に追い付く執念を見せ、2-2のドローに持ち込んだ。

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 この試合で値千金の同点ゴールを奪ったのが日本高校サッカー選抜FW塩貝健人(國學院久我山)。塩貝は試合後「あれ(同点ゴール)は狙い通りなんで。正直、スタートから出たかったんですけど、いつ出ても2、3点は取れると思ってました。実際に2、3回チャンスはあったと思うんですけれども、その中で1回しか決められなかったので、そこは反省したいと思います」とコメント。

 横浜F・マリノスユースの印象を聞くと「最近はずっと高いレベルのチームとやっていたので、いつもとそれほど変わらなかった感じです。でも基礎的なところはJユースのチームだなと思いました。そういうJユースのチームと戦う機会があったというのは良かったと思います」と話した。

 日本高校サッカー選抜の活動は今後、「第37回デンソーカップチャレンジサッカー 茨城大会」やドイツ遠征などが予定されている。意気込みを聞くと塩貝は「デンソーでは大学生が相手ですし、ドイツ遠征ではデカい人たちとやらなきゃいけないので、それまでにもう一度体作りをして、ドイツの選手も圧倒してやろうかなと思っています」と力強く語った。

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