古田にとっては「全然納得いく大会ではなかった」。決定機を逸する場面が散見され、大会を通して1ゴールも奪えなかった。
「味方のFWがみんな点を取っているなかで自分は取れなかった。FWとしてはやっぱり悔しい。決め切るところは、ずっと自分の課題なので、早く改善して結果を残せるようにならないと。
シュート技術を上げることもそうですけど、シュートを打つ勇気、思い切りの良さが足りていないというのはこの大会を通じて感じました。ゴール前にどんどん走っていかないといけないですし、シュート数も増やしていかないとゴールは生まれないのかなと思います」
そんな焦燥感に駆られているのも無理はない。
【次のページ】 苦境こそが成長の源…FW古田和之介「即戦力としてプロにいくのが近い目標」(3)
▽第37回デンソーカップチャレンジサッカー
第37回デンソーカップチャレンジサッカー