関東選抜B戦では好パフォーマンスを披露した(写真=多田哲平)
もっとも大学生相手に通用した部分は少なくない。とりわけ7位・8位決定戦の関東選抜B戦では好プレーを連発。鋭い抜け出しで敵陣を再三突破して多くの決定機に顔を出した。相手にとっては確実に脅威となっていた。
「バレていても縦に行ける推進力だったり、きょうは通用した部分が大きかったので、そこは自信を持って誰が相手でもやっていきたい」と少なからず自信を深めた。
「大学生相手に通用して自信になりましたけど、まだまだレベルを上げて、よりレベルの高いところでやれるようにしないと。大学生で止まらず、即戦力としてプロにいくのが近い目標であるので、その意識は忘れずにやりたいと思います」
冒頭のコメントには続きがある。「レベルの高い相手とやるのは好きなので、楽しかったです」。
今後は日本高校選抜の活動は続き、4月からは関西学院大学への進学が決まっている。よりレベルの高い環境に身を置き、古田はストライカーとしてさらに洗練されていくだろう。
(文・写真=多田哲平)
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