デンソーカップの関東選抜B戦では攻守で存在感を示した(写真=多田哲平)
「フィジカルで押されたり、テクニックでいなされたりというのはあまり感じなかった」と、徳永にとっても小さくない自信を掴む大会になったのは確かだ。
筑波大のボランチには、2024年ヴィッセル神戸加入内定の山内翔を筆頭に年代屈指の実力者が多数。高校から上がったばかりの徳永には厚い壁が待っている。それでも「学年は関係ない」と意に介さない。
「1年だからとかプロ注目の選手がいるからとか、そういう外的な理由を自分で作って、そのせいには絶対にしたくない。真っ向勝負でポジションを奪いにいきたい」
燃え滾る野心を放つMFが”殴り込み”をかける。
(文・写真=多田哲平)
▽第37回デンソーカップチャレンジサッカー
第37回デンソーカップチャレンジサッカー