全国レベルを肌で感じ、成長を誓った(写真=古部亮)

 柳澤は全国レベルとの違いを感じていたが、今大会最終戦の芦屋学園(兵庫)との試合では、中盤で激しくプレッシャーをかけてボールを奪い、攻撃につなげるプレーを随所で発揮し、大会期間中での変化も見られた。

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 「過去に先輩が選手権で3位という成績を収めているけど、僕らはまず長野県でインターハイ、県リーグ、選手権の3冠を達成し、全国の舞台に行き、王座奪還が目標」と掲げる柳澤は、「チームが同じ方向に向かっていけるように主将として頑張ります」と力強く口にした。

 第96回全国高校サッカー選手権以来となる全国出場を目指す上田西。今大会で勝点を得ることは出来なかったが、肌で感じた全国のレベルと、悔しい経験を活かして、4月から始まる新シーズンで飛躍してくれるだろう。活躍を期待したい。

(文・写真=古部亮)

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