小野原明男監督は「プリンス開幕に向けて、今大会では色んな相手と試合が出来て良い経験が出来ました。インターハイ、選手権でも勝てていないので、こういう30分ハーフの試合で結果を出すということにもチャレンジできました。10分、15分と時間を刻んでテーマを決めて色んなことも試すことが出来ました。選手たちも良い経験が出来たフェスティバルでした」と今大会を振り返った。
「上のレベルに行くには色んなシチュエーションでの判断が大事になってきますので、ある程度の構造はチームで組み立てながらも決め打ちせずに、攻撃の組み立てと守備の構造を意識しながら個人で良い判断をしていくことが大事」競った試合や大量得点の試合もあり、状況によってプレーの選択をするように、試合中はベンチから声を掛けていた指揮官。
「この先彼らが大学やプロの世界に行った時に、そういうことが出来る選手になって欲しいので、そういう意味でもプリンスでこの経験を活かしていきたい」と先を見据えた育成を心掛ける小野原監督らしい言葉を残した。
(文・写真=会田健司)
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