セレッソ大阪U-18MF皿良立輝(写真=会田健司)

 セレッソ大阪U-18はビルドアップでボールを保持しながら、機を見た縦パスで一気に相手ゴール前に迫る攻撃でチャンスを量産。そして90分で積み上げたシュート数は20本を数えた。

 決勝ゴールとなるチーム2点目を決めた皿良は「目が合ったので、出してくれると信じて走り込んだらベストなところに来たので当てるだけでした」と振り返り、今季初ゴールを喜んだ。

 ボランチのMF木實快斗(2年)とのコンビで相手のプレスをいとも簡単に剥がし、ボールを前に運んだ皿良は「快斗とは信頼し合っているので、目が合えばわかり合える。難しいところに立っていてもアイツがちょっと運んでスペースを作ったり、僕が入って欲しいところに入ってくれたりするので、真ん中のボランチのところだったら僕たちで剥がせるようになってきている」と息の合った高次元のプレーをみせた。

 しかし「この試合は3-1で勝ったんですけど、チームとしても個人としても全然満足してなくて、試合の運び方だったり一個一個のプレーの質だったり、自分たちはもっとでやれると思っているので、もっともっと点差をつけて勝てるようにならないと。

 まだまだ技術が足りない。もっともっと正確に止められればもう一個早く前に行けたり、ちょっと流してしまって前に行けるチャンスを逃していたり、細かいところなんですけど、そこを自分たちは追及してやっているので、そこをこだわってやっていけばもっと楽な試合運びにできる」と開幕3連勝を飾っても1ミリも満足せず、課題を口にする。

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