セレッソ大阪U-18MF皿良立輝(写真=会田健司)

 昨季プレミアWESTで12ゴールを決め大活躍をみせた皿良だが、「12点取れたのはみんなのおかげもあって、ずっと前(のポジション)でやっていたので取れた部分もあったと思います。今年は自分が中心となって自分がゲームを作る」と今年は背番号10を背負い、キャプテンにもなったことで、チームの中心としての意識も強い。

 しかし島岡健太監督はそんな皿良について「あまり面白くないですね。キャプテンになったことでそうさせているのかもしれないですが、もっと貪欲になって欲しい。もっと"自分が"となって欲しい。味方を使うよりも自分で行けるようになって欲しい。決してネガティブではないですけど、観たいプレーはそっちですよね」と責任感から小さくまとまってしまう事を危惧。

 本人も「自分の中でもそれは課題で、自分で運んで自分で打開できるようになったらもっと得点も取れたと思います。プレー位置が低いのもありますが、体力的にも上げていかないと」と組み立てからフィニッシュまで完結できる選手を目指している。「今のままじゃ上がれないし、もっとプリンスの中でも違いをみせていかないと」とそこまで出来る選手にならないとトップ昇格という目標に辿り着けないという危機感もしっかり持っている。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 関西1部
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