関大一FW今西佑(写真=会田健司)

 ゲーム後、キャプテンのFW今西佑(3年)は「この試合で人生が変わると思っていた。『自分たちが持っている力を全部出して戦おう!』と言って挑みました。前半は相手のペースに飲まれてしまいましたが、後半は"この35分しかない!"と思ってやっていましたし、1点を取れば自分たちにペースが来ると思っていました。(同点に追いついてからは)一気に畳みかけられたのが良かった」と見事な逆転劇を振り返った。

 そして「最高の仲間たちが自分をキャプテンとして全国に連れて行ってくれたので本当に感謝しています。自分は1年生から試合に出してもらっていて、1.2年生の時はベスト32や16で負けて悔しい想いをいっぱいしてきたので、自分の代で悔しい想いはしたくないと思っていました。チームも自分も夢であった全国に行けるのが本当に嬉しいし、この仲間たちと行けるのがもっと嬉しい」と喜びを爆発させた。

 これで3試合連続でプリンス勢を撃破。今西は「同い歳の同じ高校年代なので超えられない壁ではないと思っていた」と話し「リスペクトし過ぎずにぶちかまそう!」と強い気持ちで全国切符を掴み取ったと明かした。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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