その相川は「静岡学園との決勝と同じような戦いで、自分たちが守ってからのショートカウンター、その戦い方が引き続き出来たのでやりやすかったところはありました」と試合を振り返り、暑さの中でも最後まで走り切れる走力と体力については「練習の合間やミニゲームが終わった後にもダッシュを繰り返しているので、スプリントの部分では桜が丘は出来ると思っています。後ろは結構キツイと思うんですが、後ろが頑張ってくれているおかげで前がやりやすい」と自信を口にし、守備陣の頑張りに感謝した。
インターハイ予選の決勝から日が浅いという事もあり「先週までは正直みんな燃え尽きた感じはあった」と話した相川。それでも「今は"東海大会でやってやろう!"という感じになっています」となんとか気持ちを切り替え今大会に臨んでいる。
「全校応援は初めてだったので凄かったですし最高でした」と決勝戦の雰囲気を味わったことでさらに全国への想いも強くなった相川。「夏休みは大学生と試合が多いと聞いているので、そこでバンバン力を付けて選手権では全国に行きたい」とすでに気持ちは選手権に向いている。
そのためにも相川は「インターハイは全国に行けなかったですが、明日は2試合どっちも勝って東海大会でタイトルを取りたいと思っています」と意気込みを語った。
再出発となる今大会、もちろん狙うは優勝だ。
(文・写真=会田健司)
▽令和5年度東海高校サッカー大会
令和5年度東海高校サッカー大会