日本サッカー協会(JFA)は7月13日に開いた理事会で、全日本高等学校女子サッカー選手権の参加チーム数を2024年度の第33回大会より変更することを決めた。

 23年度までは現行通り全国9地域の予選を勝ち上がった32チームが出場。24年度から2年間は移行期間として、都道府県代表とは別に5枠を設けて52チームで争い、26年度以降は開催地1枠を加えて48チームで行う。

 JFAはチーム数変更目的を「9 地域代表制により 32 チームに固定化されていた大会を、各都道府県から1代表が出場する大会にすることによってチームの創出機運を高めるとともに、高校生年代の登録者数増加を図る。また、栃木国体(2022 年)から国体少年女子の部が開始されたことから、各都道府県内で発掘・育成した女子選手が地元でサッカーを続けられる環境づくりの促進が期待されるため」と説明している。