桐光学園との一戦を通じて課題が見えた。冬に向けて奮起を誓う(写真=多田哲平)

 個人的にも通用した点と足りない点が見えた。「ボールコントロールはある程度できた。でも守備の強度は、桐光学園に比べると足りなかった。そこは課題。あとチームのスタイル的にボールを取られるシーンは一回もあってはいけないと思うので、そこを上げていきたいです」。

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 さらに敗退の悔しさがキャプテンの責任感をより強めている。「自分が勝たせてあげられれば、このチームはもっと強くなる。練習から細かいところまでこだわって、自分自身を磨いていきたいです」と吉兼は意気込んだ。

(文・写真=多田哲平)

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